ロープレスキュー

雪が降る前の実技トレーニングとして・ロープレスキュー・搬送・ビーコンサーチを交互にやってます。

その中のロープレスキューの基礎となっているのが、20年来のガイドの先輩であり、レスキュー講師である藤原さんの教え。

道具には特徴があり、その道具を使った技術がある。やたらと道具を増やすのではなく、知識、経験を増やすことで、ある程度の道具でレスキューが可能になる。

これを実践するのは難しく、道具を増やした方が簡単なのだが、すべての道具が現場にある訳ではない。しかし、知識を増やし経験を積むことでを技術応用が可能となる。道具が少なくとも、人数が減っても、時間が掛かってもレスキューしなくてはならないことがある。

僕たちリバーガイドはこの概念を持ち、道具の使用限度を見極め、多くない道具でもツアーで出来るすべてのレスキューを行う。自分は山でも実践していますし、この考えがアウトドア活動全般の基本的な考えになっています。

藤原さんの講習はたまーに、一般の方も受講できます。Rope Rescue Force-controlをチェックしてみてください。 全体的に難しい内容ですが、ロープレスキューの概念、本質を分かりやすく、真剣に講習頂けるので、受講側も真剣に集中しちゃいますね。あっという間に時間が経ちますよ。

RAJの理事でもあり、我ら安全技術部会の専務理事でもあります。

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